こんにちは！こんにちは、
Soul Relationshipカウンセラーのシュミット星那です。
今週のセッションは「許し」がテーマ。
特に、お母さんを許したり、
しっかり向き合って話をしたという
クライアントさんが多く、
心の重荷を手放す時期に来ていると感じます。
実は、
親との関係は、
異性との関係に大きく影響します。
例えば、親に甘えられなく育った方は
異性を前にしても
緊張して甘えることができなく
相手から何かのアクションをしてもらうことを
どこか待っている傾向があります。
「あの人に似たくない」と思っても、
心の奥深くには
親との影響が色濃く残っています。
実は、私も長年、
母との確執に悩んでいました。
でも、向き合うと決めて、
直接話をすることで、
やっとそのわだかまりを手放すことができたんです。
目次
憎しみがもたらすもの
結論から言うと
相手を憎んでも、何も生まれません。
確かに、憎しみが起爆剤となり、
社会的には達成感を得ることもありましたが、
それと引き換え
当時の恋愛は荒んだものでした。
潜在意識に蓄積されている
根本の感情が
悲しみと怒りで支配されているから
当時の彼は、面白いくらい
私をイラつかせることを
起こしてくれる相手でもありました。
そして同時に
彼氏ができても関係性を上手に構築できない原因を
どこか、母親に押し付けていたのです。
お母さんが悪いねん
お母さんがあんなことしたから
そうやって、怒りを
ずっとぎゅーーーって握りしめていました。
悪いのはお母さんであって
私の恋愛関係がこじれるのも
あの人のせいだって
その怒りをずっとずっと
30代半ばまで
持ち続けていました。
でも、今ならわかるのです。
当時の私は、
うまくいかない理由を
誰かのせいにしている方が
自分を見なくて良くて済んだから。
許すことがもたらす解放
でもね、重い感情を持ち続けるのって
とても心理的に負荷がかかります。
そんな自分を解放したくなり
色んなセラピーを習ってみたものの
抵抗が強く…
”親を許してみましょう”と言われても
許したら負けやし
許したら自分の痛みが報われない！
そう固く信じていたのです。
当時は、
ただ勝ち負けの世界でいて
相手を許したら
自分が報われないと
言わんばかりでした。
でも、冷静に考えてみたら
相手を許すことは
本当は楽になれる道なんです。
でも、怒りや憎しみがあるときは
冷静な判断を狂わせます。
当時の私は
”思い出のアルバム”という曲の歌詞の如く
”あんなこと〜
こんなこと〜
あったでしょう〜”
と、相手を責めていたのです。
ステージを変えた許しの力
”じゃ、何がきっかけで
許そうと決めたのですか？”
と、よく質問を受けるのですが
やはり、このままじゃ
何もうまくいかないと
いい加減
自分に疲れ、呆れたからです。
自分にうんざりし
人のせいばかりにしてきたけど
でも（目の前の男を）
選んできたのは私なんだよ？
と素直に
自分に謙虚になったことと
そして、
人に自分の責任を取ってもらおうと
思っているうちは
そもそも
自分の人生を動かしてないと
気がついたのです。
この体験を通して
私自身、明らかにステージが変わりましたし
出会いの質が変わりました。
許しというのは奥深く
相手だけでもなく
その怒りを握りしめていた
自分自身にも向けられるもの。
ただ、誤解をして欲しくないのは
許しにも段階があるので
まだ許せる段階ではない
時もあるでしょう。
それがダメなわけではありません
ただ、段階がある
それだけです。
しかし、本当の自分は
どちらの未来を創りたいのか？を
考えてみたら
きっと何か動きたくなるかもしれません。
そして、これを読まれて
チャレンジしてみようと思う方
健闘を祈ります！
私も怖かったですが
なんとかなり、今の自分があります。
このブログの記事が
何かの参考になればと思います。
それでは、次回のブログでお会いしましょう！
